今年の4月から小学生になった息子。
就学前の2年間は公立幼稚園に通っていました。
本当はお姉ちゃんと同じ私立幼稚園に3年通わせるつもりでしたがいろいろとあり、、詳しくはこちらのブログをご覧ください。
今回は通っていた公立幼稚園での生活について書きます。
入園後の様子
2022年4月、まだコロナ禍だったので好きだったE5系はやぶさのマスクをして入園式へ。
前年度の園長先生に現状を相談して受け入れてくれそうだったので公立園に決めましたが、人事異動で新しい園長先生そして担任の先生。
その心配をよそに先生方には卒園まで恵まれました。
息子も入園の一週間はよく分からずか通ってくれたけど一週間後から幼稚園行きたくない、大きらいが出てしまう。
登園前はとにかく毎日ハイチュウで釣っていました。
この頃花札がブームで朝から相手して気持ちよく上がらせて幼稚園に行くということもしていました。
幼稚園では遊びの時間じゃないときに園庭で遊びたいと言ったり勝手に階段登っていったり…先生は大変だったと思います。
そして女の子に手あげてしまって早速平謝り。
降園後に療育に行く日は療育先で大荒れ。
あとこの頃はまだトイトレ完了ではなく。。おしっこも出発前に出すのが難しく、大の方もパンツにしてしまっていました。
年中の1学期は大変だったとは思うけど親としては比較的穏やかな日を送っていました。
運動会〜地獄の幕開け
暗雲が立ち込めたのが6月。
同じタイプの子が転園してきました。
他害のある子でなんとなく問題が起こっているふうでした。
先生が行事前に見通しを立てるためスケジュールを息子とその子用に作ってくれていました。
息子と同じタイプなので好きなものも似ているため衝突が起きているようでしたがお互い様だと思っていたし、お母さんも大変よね、と同志のように思っていました。
が、10月の運動会で問題が勃発。
その子の両親の前で息子がその子を叩きました。
その子がちょっかい出してきたからなのでお互い様だと思っていたらここが全ての始まり。
自分のことは棚にあげ自分の子が被害に遭っていると先生に訴え、教育委員会に訴え。
とはいえ叩いたのはうちの子だから園長先生立ち合いのもと謝り、自閉症だということを話してもあまり響かず、話は平行線。
和解なしでとにかく二人を遠ざけることとなりました。
(その子の親はとにかく自分の子はできるので普通に扱って欲しいとのことで先生が作ってくれたスケジュールも拒否しました)
園長先生にクラスに入ってもらっても難しい日もあるとのことで何度か幼稚園に駆り出されました。(通常保育の駆り出しは本当に嫌だった)
他のママにも何故か息子くんのことみんなにわかってもらった方がよくないかと自閉症をみんなの前でカミングアウトしたら?的なことも好き勝手言われたりして、全ママに対して心を閉ざしました…いいママもいるけどもう嫌な思いしたくなくて。
なるべくママたちに会わないように早く連れて行って早く迎えに行く日々…
先生方だけは味方でしたがこれが幼稚園の底でした。
加配の先生のおかげで格段に良くなった幼稚園生活
申請が通り年長から加配の先生がつくことになりました。(年中も申請したがつかなかった)
一応幼稚園につく、ということですがほぼ息子についてくれていました。
この一年間は本当この加配の先生のおかげで落ち着いて過ごせたし大きく飛躍しました。
最初のうちはとにかく寄り添ってくれ、だんだんとスモールステップを設けてくれました。
息子も自分のしたい話、したい遊びを一緒にしてくれる最大の理解者だと思っていて年中の1年より過ごしやすくみんなと活動できることが増えました。
加配の先生もどっぷり1年かけて息子と関係性を築いてくれました。
息子の取説や興味あることなどをリサーチしてくれて理解してくれました。
もちろん一人増えた分例の子と遠ざけてくれやすくなりました。
卒園の時に感謝してもしきれない旨伝えると、一番いい時期の1年間を一緒に過ごせて楽しかったです、とおっしゃってくれました。
それが大袈裟ではなく先生自身も楽しく接してくれているように見えたのでそれが本当に嬉しかったです。
とにかく先生方に恵まれた
担任の先生も本当にいい先生でした。
年中の先生は友達のような先生。
先生と保護者じゃなかったら友達になれる自信のある先生でした。
だからほんと心配事の相談もカッコつけなくて話すことができました。
入園後のGWになんとプライベートで違う自治体の公園でばったり会ったりして運命を感じました。
息子とも同じ目線で話してくれて遊んだり時には喧嘩したり(フリ)、息子も大好きな先生でした。
入園後がスムーズだったのもこの担任の先生のおかげでした。
年長の先生は年長の担任ということもあり、園児と程よい距離をとりつつ時に厳しく指導してくれる先生でした。
だからこそぐっと成長したのは年長になってからでした。
年中の時は発表会でも寝転がっていたのに年長の発表会は全て他の子と同じことができました。
どうしたら息子が楽しんで無理なく活動できるか、他の子が受けてないサポートなどがある時は必ず事前に許可を取ってくれました。
園長先生はいい意味で園長園長していないフランクな先生で常にこちらに寄り添ってくれる先生でした。
辛い時もたくさん励ましてもらいました。
先生方もみんな子育てママさんでほんと頭の下がる思いです。
いわゆるママ友はできなかったし私自信から遠ざけていたけれど、先生方がいたからこそ今の息子があると思っています。
小学生になった息子、今のところ順調に通っています。
先生たちに見てもらいたいなぁ。
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