今年の4月から小学生になった息子。
幼稚園は卒園し、3月で終わった療育も多く環境がガラリと変わりました。
就学前まで息子が受けていた療育先は以下でした。
- 市の発達支援センターでST、OT(どちらも月1)→終了
- コペルプラス(児童発達支援/個別/週1)→終了
- リタリコジュニア(児童発達支援/小集団/保育所等訪問支援も利用/週1)→終了
- 地元の保育園系の児童発達支援(週1/小集団)→放課後等デイサービスに移行
今回は市の発達支援センターでしていた療育グッズを紹介します。
発達支援センターSTでの療育グッズ
ST(言語聴覚療法)では周りの人とのコミュニケーションの取り方や生活の流れを理解することなどを訓練しています。
話すときに目を合わせる、欲しいときに黙って急に取る(触る)のではなく「〜貸してください」「〜していいですか?」など前置きになる言葉を言うなど、気づきにくいところを訓練してくれていました。
トーキングゲーム
カードを引いて質問に答えるもの。
単純に好きな色は?のようなものや、もし魔法が使えたらどうする?のように“if”の質問などもあります。
話す時は普段考えないようなことを頭を巡らせて想像して言語化する練習、相手が話している間は黙って相手の話を聞く訓練になります。
公式ホームページには最後まで聞いてもらえる安心感も得ることができるなど紹介されています。
価格:2750円 |
相手のことを知る会話が楽しくなるツールだと思います。
息子への影響としては、自分が話したことに対する相手の反応などを見てシチュエーションごとの適切な返答など学習などできることがいいなと思いました。
息子は「タイムマシンがあったら?」→「一年生の僕に会いたい」でした。
Story Cubes
サイコロに絵が描いてありそれを転がして出た目の絵で話を組み立てるもの。
9つのサイコロがあるので9つとも振ってもいいと思いますが、3つ選んで振ったりしていました。
絵は様々な表情の顔(絵文字のような)や、星や太陽、手や足、虫花魚、お化けのような絵まで。
無限に話を作れます。
価格:1848円 |
価格:4576円 |
息子は自分のいいのが出るまで振り続けていました。
コペルプラスで毎回していたリンクカード(つながりのなさそうな何枚かの絵からできたストーリーを聞いて覚えているか答えるもの)に似ているので割と組み立てやすかったっぽいです。
Guess Who?(だれでしょう?)
相手の決めたキャラクターの容姿の特徴を質問して「はい」か「いいえ」で答えてもらいそれが誰かを当てるゲーム。
例えば帽子をかぶっていますか?の質問に「はい」と答えがあれば帽子をかぶっていないキャラクターは伏せていって消去法で絞っていく推理ゲーム。
答えから導くのも、自分から質問することを考えるのも良い練習になると思います。(メガネをかけていますか?ほっぺたが赤いですか?)
アメリカ感たっぷりのキャラクターたちで笑ってしまいます。
Guess Who? ゲスフー WHO IS IT? だれでしょう?
価格:1880円 |
ナンテッタ
カードに描かれているキャラクターに漫画の吹き出しがあり、表情などから言いそうなセリフを考えて読み、聞いているほかのみんなでカードを早取りするカルタゲーム。
本来はカルタゲームのようですがキャラクターがなんと言っているか考えるだけでもいい訓練になると思います。
可愛らしいキャラクターの表情や描かれているシチュエーションで色々想像できます。日本の商品なので親しみやすいイラストです。
価格:2280円 |
1ねん1くみの1にち
就学前の3月、最後のSTで出してくれた絵本。
小学校はどんなところ?一年生はどんなことをするの?
授業は?友達は?給食は?
ピカピカの一年生のために学校生活を描いた絵本はたくさんありますが、こちらはイラストではなく実際の写真なのでイメージが湧きやすかったです。
教室全体の感じやみんなの表情、行動、吹き出しから出ているセリフなどを見て学校生活をある程度予習できます。
イラストで描かれている絵本も可愛くていいしそちらの方がとっつきやすい子もいると思いますが、特性を持っているお子さんはおそらく写真の方がわかりやすいかなと思いました。
入学準備にいかがですか?
価格:1760円 |
発達支援センターOTでの療育グッズ
OT(作業療法)では運動や手先の不器用さに対してのアプローチ、着替えやお箸の持ち方などの生活動作、感覚や行動面での困りごとについてのアドバイスやそれを緩和するため机の上での作業や粗大運動を通して訓練しました。
先生との遊びを通してやりとりや順番待ち、譲歩することなども学びました。
何より粗大運動で目一杯遊んでくれて発散になってました。
わごむパターンボード
これは見かけた方も多いと思います。
いろいろな色の輪ゴムをボードのピンにひっかけて、いろんな形をつくって遊ぶおもちゃです。
下に見本を入れてその通りに作るもよし、見本だけ見て作るのもよし。
くもん製のもありましたが、他のメーカーのものもありました。
見本通りにする、輪ゴムを引っ掛ける手先の運動などできます。達成感もあります。
おもちゃ 知育玩具 KUMON わごむパターンボード くもん出版 価格:3980円 |
シリコンおはしサポーター
他OTではお箸の持ち方など練習しました。
こちらの商品は百均で購入できます。
ばらけてしまうお箸をシリコン製のくまさんの足にさして持ちやすくします。
くまさんなどがついていると可愛いのですが重くて安定が悪くなるのですっぱり切り落とし(ごめんね)ズボンの形にして使っていました。
麺類から、ご飯、おかずも食べられるようになり、今は決して上手に持っていませんが補助具なしで食べられています。
シリコン おはしサポーター くま・パンダ y8n8k16 【メール便対応】(1通8個までOK!) 価格:110円 |
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