前回は療育手帳を取得する旨のブログを掲載しました。
前後しますが、少し前に発達検査を受けました。
一年振りの発達検査とその結果についてお話ししようと思います。
発達検査当日
息子は幼児教室型の児童発達支援と小児科併設の児童発達支援に通っています。
小児科併設の児童発達支援の方で、発達検査を受けてみませんか?と聞かれました。
発達支援センターで初診時に受けた発達検査から約一年。
息子もこの一年でよく成長したので、今の発達の進捗を見たいなと思い発達検査を受けました。
検査は前回と同じ新版K式発達検査です。
発達検査当日、いつもの児童発達支援での療育は私も付き添いますが、検査のため母子分離。
意外とすんなり臨床心理士さんに手を繋がれて別室に向かいました。
約40分間。私は待合室で待ちました。
普通に笑顔で帰ってきました。
発達検査結果
2週間後、発達検査の結果説明がありました。
具体的な数値は控えさせていただきます。
全ての項目で指数が上がっていました。
心理士の先生からの説明
- 着席して課題に取り組めた
- 1回で検査指示が理解できないため2〜3回伝え直すと理解した
- 分からない時は場面と関係ない言葉を言う
- 単語〜二語文が中心
- 独特な抑揚で話す
- ケンケンが難しい
- 模倣が得意
- 描けるのは○と十字
- 順番的に記憶するのが得意
- 数の復唱は5桁までの順唱
- 短文の復唱
- 数の概念あり
- 口頭での足し算の文章問題は難しかった
- 話を聞いて状況はイメージできるが質問の読み取りは難しい
総評として
- 発達水準は実年齢以上で知的発達の遅れはないが得意不得意の差が大きい
- 聴覚的な情報を機械的に記憶
- 見たものを理解・記憶することが得意
- 抽象的な概念の理解や自分の言葉で説明することが苦手
- 手先を使った操作課題苦手
実生活での応用
- パターン暗記できるような基礎的な知識は身に付きやすい
- 初めての活動では見本を示す実演してみせるなど視覚的な補助を併用すると安心して取り組める
- 単語で答えられる尋ね方、選択肢を選ばせる尋ね方をして答えて自信を高める
得意は伸び、苦手はボトムアップ
約一年前より飛躍的に伸びていました。
素直にすごく嬉しかったです。
前回知的境界型だったのが、今回は知的発達の遅れはないと判断されました。
が数の概念など得意とするところが突き抜けていて、遅れているところをカバーしているのだと思います。凸が凹を補っている。
なので手放しに知的はない!とは思えない場面もしばしば。
あと、答えられない時に関係のない言葉を話していたようだけど、実は「答えを教えて」というのを彼の独特の表現で話していることがあとでわかりました。
分からない時も意味のある言葉を話していたのだけど、相手にそれが伝わっていなければ場面と関係のない言葉になってしまう。
結局相手に伝わらなければ意味がないので、私たち家族だけで通じてしまう言葉を少しずつ修正していきました。
今では「知らない」「分からない」と言えるようになりました。
それに気づけて本当に良かったです。
また、着席し、視線を合わせ指示を聞こうとする姿勢などはもう児童発達支援での療育のおかげです。
また得意分野の数や文字、模倣、順番の理解など得意なところがぐんと伸びました。
療育に通って5ヶ月の成果バッチリ出ました。
やはり発達障害は早期発見、早期療育が大事だとわかりました。
発達検査は年齢が上がるにつれ定型の子と差ができてしまうので指数が下がりやすいと言われているので、今回の結果だけを鵜呑みにせず困りごとを改善していけるようにしたいです。
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