受給者証取得までの道のり

受給者証

 

息子は自閉症スペクトラムと診断され、診断された市の発達支援センターで月に一度ほど療育を受けています。

このような公的な施設以外で療育を受けるためにはどうしたらいいのでしょう?

 

受給者証とは

 

児童発達支援(未就学児)や放課後等デイサービス(小学生から高校生)で療育を受けるには受給者証(障害福祉サービス受給者証)が必要となります。

 

この受給者証を取るため障害児支援利用計画案という書類が必要になります。

 

この書類は基本的には相談支援事業所相談支援専門員が作成してくれますが、予約がいっぱいで長く待たされることがります。

その場合セルフプランで自分で計画案を作成して提出することも可能です。

都市部なほど相談支援事業所の空きがなく、セルフプランで受給者証を取得する場合が多いようです。

 

私が受給者証を取った流れ

 

  1. 候補の児童発達支援へ見学
  2. 市役所の障害福祉課に候補の児童発達支援に通所希望のため、受給者証申請の相談をする。相談支援事業所一覧を渡される
  3. 最初に電話をした相談支援事業所は新規の空きがなく、現在私の住んでいる自治体では障害者・障害児等の相談窓口を通して探すことになっていることを知らされる
  4. 障害者・障害児等の相談窓口にて息子を連れて面談し受給者証を取りたい旨を伝える。相談支援事業所を探してくれる
  5. めでたく相談支援事業所が決まり、3ヶ月後担当の相談支援専門員さんが訪問され計画案を作成し、必要な書類を集め市役所へ申請してくれる
  6. 市役所に出向いてから5ヶ月後、相談支援事業所と契約をして2ヶ月後、ようやく受給者証が手に入る(パチパチ

 

あくまでも私の住んでいる自治体ではこのような流れになりました。

相談支援事業所がなかなか見つからないことが多いため、相談窓口を案内されるという一手間があったのでもしかしたら遠回りになったかもしれません。

相談支援事業所が早く見つかれば、もしくは冒頭でも述べた通り市役所でセルフプランで取得するのが一番早いかもしれません。

 

 

受給者証を取る際に感じたこと

 

  • 市役所の障害福祉課の担当者に、まだ2歳では必要かわからないと受給者証を取ることに対して好意的ではない対応をされた(同市の発達支援センターで自閉症と診断されたから来ているのですが…)
  • 市の発達支援センターで診断を出した際に、受給者証の取得の仕方や他にも療育手帳、特別児童扶養手当などの情報を提示するべきでは?診断下されショックの最中情報を取りに行かないといけないし、教えないのは不親切だなと思う。早期療育の機会を逃してしまう、受けられるはずの助成を受け損ねる。

 

発達界隈は待っていても支援を受けるのが遅れるだけ、とこの受給者証を取る最中に何度も感じました。(どの分野でもかもしれませんが)

  • 誰も教えてくれない自分から情報を貪欲に取りに行く
  • 待って連絡が遅ければ問い合わせる(その一つで順番が前後したりするアバウト感がある。あくまでも私が感じたことですが)
  • 「もう少し様子を見ましょう」という甘い言葉?は早期療育を遅らせるだけ

 

そんな中、特に役立った本の紹介。

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